ガーナ図書館プロジェクトのご報告 その2
先日ご案内した「ガーナにおける図書館建設プロジェクト」の2棟目についてご報告します。
1棟目はサウス・トング郡のクポタメ村でしたが、今回は同郡のアグバコペ村に建設しました。
住人は約2,000人で、とうもろこし、キャッサバ、ペッパーなどの栽培、畜産と小規模な商いで生計をたてているそうです。
教育環境は未整備で、子どもたちは数人で1冊の教科書を共有している状態で、
本を読む習慣も根付いていません。
読み書き能力も低く、公用語である英語を流暢に話すことのできる子どもはいないそうです。
そうした子どもたちの学習意欲の向上に貢献することを目的に図書館を建設しました。

プロジェクトは2010年7月に発足し、
前回のクポタメ村同様郡議会と地域の方々の協力を得て工事を進めることになっていました。
しかし、期間中にあった郡議会選挙の影響を受け、
建設工事の労働力確保と資材購入の手配に遅れが生じ、工事は一時中断していました。
その後、関係者間で工事再開に向けた話し合いを続け、
コミュニティが団結してプロジェクトを推進して、2011年9月に無事完成しました。

図書館内の設備、備品に関しては前回のプロジェクトと同じ内容となっています。
アグバコペ村の子どもたちは約1,000人ですが、
休み時間や放課後に英語の本に親しむ機会を得て、
公用語である英語の能力と基礎学力の向上が見込まれるそうです。

中断という予期せぬ事態が発生しましたが、
子どもたちを含む地域の人々、学校関係者、ガーナ教育省、プラン職員など、
プロジェクトに関わるすべての人々で充分な話し合いを行ったため、
全員が図書館建設の重要性と意義を理解することができたそうです。
苦労した分、みんなで大切に利用してくれることでしょう。
今回掲載した画像3点は公益財団法人 プラン・ジャパンが所有するものです。
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